2010年3月6日(土)・7日(日)  横浜/相鉄本多劇場
   相鉄本多劇場提携公演
    横浜市地域芸術文化活動支援事業助成
   2010年3月9日(火)〜14日(日) 中野/テアトルBONBON


公演のご案内
『ダイニング・キッチン』 (作/演出:丸尾聡)
そこでわたしがすべきこと

春寒の候、皆様におかれましてはますますご清祥のことと存じます。
さて、私ども“世の中と演劇するオフィスプロジェクトM”の3月公演、『ダイニング・キッチン』(作/演出:丸尾聡)についてご案内申し上げます。ご多忙の折りとは存じますが、是非ともお目通しいただき、ご観劇・ご紹介いただけますと幸いです。

本公演は、生命の根幹である“食”を通して現在を照射し続けている、当団体の“食”シリーズ第三弾に当たります。
“食”の禁じられた近未来を描いて食べることの本質を探り、そのテーマとともにシーンごとの美しさが好評を博した08年『料理人~RIO/喰らう/kurau~』(原作:岸田理生 構成/演出:丸尾聡) 。そして砂糖の歴史を辿りつつ“食”と幸福の関係を問い、上演台本が演劇総合誌テアトロに全文掲載された09年『離宮のタルト』(作/演出:丸尾聡)。

続いて今回の『ダイニング・キッチン』では、多様化する現代日本の“食”を通して、あくまで他者同士である人々のコミュニケーションとディスコミュニケーションとを見つめます。
登場するのは、理想の食事を求める中年男性、家族の食事作りに倦んた主婦、節約料理に励むゲイの男性、お菓子のストックが習慣のOL、ハンバーガーが常食の大学生、全く異なる食文化を持つフィリピン人女性など。
大きく異なる生育歴や習慣を持った個々人たちの“食”が、すれちがう様子をコミカルな喜劇として描きつつ、彼らの共棲・共生の、どうしようもない限界とわずかながらの可能性を浮かび上がらせます。

出演は、勝俣美秋(劇団わらく)・深山洋貴(スタジオ・ライフ)をはじめ、これまでの “食” シリーズにも参加経験のある俳優が中心です。当劇団所属俳優も5名が出演。息の合った演技で会話劇を軽妙に運びます。
横浜・東京の2都市連続の上演です。相鉄本多劇場公演は、横浜市地域芸術文化支援事業の助成、及び劇場のご提携をいただきました。同劇場に於いては“フロントステージツアー”を開催し、演劇の創造過程を一般の皆様にご解説申し上げます。

本公演を是非多くのお客様にご覧いただきたく、誌紙面への掲載が叶いましたら嬉しく存じます。公演情報欄がございましたら是非ご紹介ください。写真、台本、ビデオ、劇団の資料、稽古場への取材等、できる限りの対応を致しますので、オフィスプロジェクトM事務所までお気軽ご連絡ください。
 また、ご多忙の折とは存じますが、劇場まで足をお運びいただければ幸いです。皆様のご来場を、キャスト/スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

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2009年11月4日(水)〜11日(水)
新宿/タイニイ・アリス
第二回仙台劇のまち戯曲賞佳作受賞作品

『飯縄おろし』(作/演出:丸尾聡)
公演のご案内

爽秋の候、皆様におかれましてはますますご清祥のことと存じます。
さて、私ども“世の中と演劇するオフィスプロジェクトM”の11月公演『飯縄おろし』(作/演出:丸尾聡)についてご案内申し上げます。ご多忙の折りとは存じますが、是非ともお目通しいただき、ご観劇・ご紹介いただけますと幸いです。

本公演は、2002年に初演、2004年に再演をした作品の5年振りの上演となります。再演時には、上演台本が“第二回仙台劇のまち戯曲賞”佳作を受賞。また、戯曲全文が演劇総合誌“テアトロ”に掲載され(‘04年4月号)、「古典の風格を備えた佳作」「詩情豊かな好舞台」と評される(同誌’04年5月号、評論家:中本信幸氏)など、高い評価を得ました。

四方を山に囲まれた地方の町に暮らす、まだ何者でもな高校生たちの一夜を描いた『飯縄おろし』。高度経済成長の歩みの途上、今日より少し明るい明日を信じることが可能であった頃が、この作品の時代設定です。けれど登場する高校生たちの目に、明日は明るくは映りません。
卒業を間近に控えた高校の教室に、雪によって閉じ込められた彼ら。その会話から透けて見える、飲み込まれそうな不安と身の置きどころのない焦燥は、普遍的かつ根源的なものです。「雪よ止むな、時よ止まれ」と願っても、彼らはこれまでの自分の居場所から押し出されてゆきます。高校生という肩書きを間もなく失い、しかし新たな居場所と肩書きを得られる明日は遠いままの彼らの思いは、先行き不透明な現在を生きる数多の人々に通じるもの。いま敢えて再演に取り組む意味は、ここにあります。

5年振りの上演となる今回は、現在の社会状況を鑑みて戯曲をやや改稿。また、男子高校生が中心の元バージョンに加え、新たに女子高校生バージョンを書き下ろし、2バージョンを同時に上演致します。
丸尾聡は劇団レクラム舎に、『逃げろツチノコ 山本素石伝』を書き下ろし、おかげさまで好評を博したばかり(‘09年9月上演。演出:喜一郎。出演:鈴木一功、中西良太、井上加奈子、他)。自らの原点とも言える『飯縄おろし』の新バージョン書き下ろしと演出に、より広い視野から取り組んでおります。

本公演を多くのお客様にご覧いただきたく、誌紙面への掲載が叶いましたら嬉しく存じます。公演情報欄がございましたら是非ご紹介くださいませ。写真、台本、ビデオ、劇団の資料、稽古場への取材等、できる限りの対応を致しますので、下記劇団事務所までお気軽ご連絡ください。
また、ご多忙の折とは存じますが、劇場まで足をお運びいただければ幸いです。皆様のご来場を、キャスト/スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

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第2回 岸田理生アバンギャルドフェスティバル 参加作品
芸術文化振興基金助成事業
平成20年7月4日〜6日
こまばアゴラ劇場

陽の光の美しい季節となりました。皆様におかれましては、益々ご健勝にお過ごしのことと存じます。
さて、来たる7月、“世の中と演劇するオフィスプロジェクトM”は、作:岸田理生・構成/演出:丸尾聡による『料理人〜RIO/喰らう/kurau〜』を上演する運びとなりました。芸術文化振興基金助成事業である、第2回 岸田理生アバンギャルドフェスティバル への参加作品です。

オフィスプロジェクトMのレギュラーメンバーを中心に、60代に入りなお青白き炎を秘める俳優・小林達雄や第1回 岸田理生アバンギャルドフェスティバルで静謐かつ強靭な存在感を見せた聾唖の女優・今野真智子、4名のダンサーやオーディションによる5名の若手俳優など、総出演者数は20名近く。こまばアゴラ劇場の舞台を変形に使い、舞台芸術の表現の豊かさの感じられる上演を企図しております。

『料理人』を岸田理生が発表したのは1988年。食べることを禁じられた世界で、数錠のサプリメントだけで生きる人々の、やるせないゲームが綴られてゆく作品です。
『食』はあらゆる意味で生の根幹を為し、生命とも、生き方とも、人間関係とも密接な関わりを持っています。発表から20年が経ち、『食』の変容が加速度的に進んだ中の本公演。丸尾聡が戯曲を書き換え、現在の視座に立っての上演です。
2008年度、“世の中と演劇するオフィスプロジェクトM”は『食』をテーマとして掲げ、ダイレクトに生にアプローチをしてゆきます。2009年3月にも同様のテーマで、丸尾聡書き下ろし新作『離宮のタルト』の上演を予定しております。

本公演を、多くのお客様に是非ご覧いただきたく、貴誌・貴紙への掲載が叶いましたら幸いです。また、公演情報告知の欄がございましたら併せて掲載をお願いしたく存じます。写真、台本、ビデオ、劇団及び丸尾聡の資料の用意もございますので、お気軽にご連絡くださいませ。劇場、稽古場への取材もお待ち申し上げております。ご多忙の折りとは存じますが、ご検討のほど、どうかよろしくお願い致します。
また、お時間に余裕がございましたら、劇場まで是非お運びくだいますよう、出演者・スタッフ一同、心よりお願い申し上げます。


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[PDF]
作・演出 丸尾聡
芸術文化振興基金助成事業

  • 平成20年1月30日~2月3日 サンモールスタジオ / 2月5日 相鉄本多劇場
  • 平成20年3月20日 長野ネオンホール / 3月23日 松本ピカデリーホール
  • 年も押し迫りご繁忙の時期ながら、皆様におかれましては益々ご健勝にお過ごしのことと存じます。

    さて、年明けて2008年の1月末、世の中と演劇するオフィスプロジェクトMでは、丸尾聡書き下ろしの新作、「ファイル/残置物処理班」を上演する運びとなりました。新宿/サンモールスタジオ、横浜/相鉄本多劇場、長野/ネオンホール、松本/ピカデリーホールでの4都市公演です。

    オフィスプロジェクトMのオリジナルメンバーに加え、流山児★事務所、Studio Life、芝居工場わらく、チャリT企画からの個性豊かな客演陣。魅力的な座組が実現致しました。「残置物」は、“今”を切り取る力を充分に備えた題材です。大きな社会問題となっている孤独死。看取る者のいない死を迎えた人間には、住居を片付けてくれる者もいないのです。主のいなくなった住居に“残”し“置”かれた“物”。その廃棄作業にあたるのが「残置物処理班」。無論、処理班は実在します。綿密な取材に基づいて立ち上げた、“今”を照射する作品世界にご期待ください。
    また、貴誌/貴紙に是非ご掲載いただきたく、ご検討を心よりお願い致します。

    企画

    本作品上演の2008 年を中心とした3 年間は、団塊世代の定年のピークだ。退職金を当てにした商戦がかまびすしい一方、老後の生活は、いかに死んでゆくかという問題を常に孕んでいる。高齢化社会の進行と格差の拡大は、老後の“生”と、 “死”のありかたの多様化を確実にもたらすだろう。

    本作品は、実在する「残置物処理班」を題材に取っている。自治体から委託を受けた民間会社に所属する、処理班が作業におもむく場所は、孤独死をはじめとし、失踪・自殺・破産・強制退去などにより、主が消えた住居。格差の底辺近くに位置する場所だ。だが、格差が拡大し続け、親と子の絆も薄くなるなか、受け継ぐ者のいない“物”を残した死は増えるばかり。そこは一聞には特殊に思える世界ながら、実は誰でも至る可能性のある場所、誰にでも起こり得る結末だ。

    「残置物」は、確かに存在した一人の人間の、生活すべての痕跡。そして、現代社会の歪みの痕跡。本作品は、「残置物」を廃棄し、痕跡を消し去る作業に従事する青年たちを通して、現代の社会と人間とを鋭く照射する、新しい演劇を創造することを目的としている。

    ●芸術文化振興基金助成事業


    内容


    ~主の消えた住居には、彼らが必ず訪れる… ~

    高級住宅街に隣接する公団。半年前に死亡し、発見されずにいた住人の部屋。自治体から委託を受けた会社の、通称「残置物処理班」と呼ばれる青年たちがやってくる。床には死体の跡が黒く残り、冷蔵庫には半年前の食料。鍋には味噌汁が入ったままだ。アルバムは開かれることなくゴミ袋に放り込まれ、部屋に不釣り合いな仏壇はその場で壊される。新しい住人が、やがてなにも知らず入居するこの部屋の、“痕跡”を消すことが彼らの仕事だ。物を見繕いに来る近所の人へのいらだち、姿を現そうとしない身内へのあきらめ。尽きることのない残置物の処理。それは無感情でいなければできない仕事。だが生者は無感情ではいられない。彼らもまた、消される“痕跡”だけを残して、消えることになるかもしれない人間たちなのだから・・・

    彼女たちは残置物の向こうになにを見るのか
    *写真:[彼女たちは残置物の向こうになにを見るのか]

    是非とも多くのお客様にご覧いただきたく、貴誌・貴紙にご連絡させていただきました。 誌紙面への掲載が叶いましたら幸いです。写真・台本・ビデオ・劇団及び丸尾聡の資料も ご用意申し上げておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。劇場、稽古場への取材も お待ちしております。年末お忙しいなかのご連絡ではございますが、ご検討のほど、どう かよろしくお願い致します。


    世の中と演劇するオフィスプロジェクトM

    〒214-0014 川崎市多摩区登戸1504-201 tel.044-900-9931 fax.044-900-9213
    E-mail: prom@zpost.plala.or.jp URL http://www.promstage.com/

丸尾聡の死ぬまで日記 復活編
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